没後100年宮川香山

2016.01.15


サントリー美術館企画展「没後100年宮川香山」展が開催されます。
欧米諸国から絶賛を浴びた超絶技巧の限りを尽くした
香山の「眞葛焼」の全貌に迫る本展覧会では、
陶器の表面をリアルな浮彫や造形物で装飾していく高浮彫作品の目くるめく迫力、
釉下彩や青磁などの吸い込まれそうなみずみずしさと
優美な品格を一挙にご堪能いただけるまたとない機会です。
本展覧会のポスター、フライヤー、チケット等の広報物のデザインを担当しました。
ぜひご覧ください。

→展覧会website

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没後100年宮川香山

 

明治時代から大正時代を代表する

陶芸家・宮川香山(みやがわこうざん)(虎之助・1842~1916)は、

天保13年(1842)、京都の真葛ヶ原(まくずがはら)

(現在の京都市東山区円山公園一帯)の陶工の家に生まれました。

幼少の頃より父・長造(ちょうぞう・1797~1860)から陶器や磁器の製法を学び、

万延元年(1860)に家督を継ぎます。

明治3年(1870)、転機が訪れます。香山は京都を離れ、

文明開化の町・横浜へと向かいます。当時、明治政府は近代産業の育成に力を入れ、

外貨獲得の手段の一つとして陶磁器をはじめ、様々な工芸品を輸出することを

奨励していました。香山は、欧米諸国の趣向に応える新たな美を創り出すことに尽力し、

中でも、陶器の表面をリアルな浮彫や造形物で装飾する

「高浮彫(たかうきぼり)」という新しい技法を生み出し、

日本陶磁における装飾の概念を覆すような、

精緻で独創的な世界を作り出していきました。

明治10年代半ば頃から、香山は新たに釉薬と釉下彩の研究に取り組み、

中国清朝の磁器にならった様々な技法の作品を作り始め、制作の主力を陶器から

磁器に切り替えていきました。そして明治29年(1896)、香山は、陶芸の分野では

二人目となる帝室技藝員(ていしつぎげいいん)に任命されます。

宮川香山が生み出した眞葛焼(まくずやき)は世界中から絶賛を浴び、人気を博しました。

大英博物館(イギリス)をはじめ世界的に著名な美術館が

香山の作品を収蔵していることからも、その人気の高さが窺えます。

本展では、約50年にわたって当時日本に少なかった眞葛香山の作品を

世界中から探し出しつつ、眞葛香山研究を続けてこられた田邊哲人(たなべてつんど)氏の、

質・量ともに国内髄一を誇る貴重なコレクションを中心に、

平成28年(2016)に没後100年を迎える

宮川香山(初代)の「眞葛焼」の全貌を紹介し、超絶技巧のやきものの魅力に迫ります。

高浮彫作品の目くるめく迫力、そして釉下彩や青磁などの吸い込まれそうな

みずみずしさと優美な品格を、一挙にご堪能いただけるまたとない機会です。

 

会場 :

サントリー美術館

東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階

 

会期 :

2016年2月24日(水)~4月17日(日)

*作品保護のため会期中、展示替をおこなう場合があります。

 

開館時間 :

10:00~18:00 (金・土は10:00~20:00)

*3月20日(日)は20時まで開館

*いずれも入館は閉館の30分前まで

*shop×cafeは会期中無休

 

休館日 :

火曜日

*4月12日(火)は開館

 

入館料 :

一般 当日 1,300円 前売 1,100円

大学・高校生 当日 1,000円 前売 800円

*中学生以下無料

*障害者手帳をお持ちの方は、ご本人と介護の方1名様のみ無料

 

[チケット販売場所]

サントリー美術館(火曜日、展示替え期間中を除く)

チケットぴあ:Pコード 767-092(前売・当日券共通)

ローソンチケット:Lコード 38983(前売・当日券共通)

セブンチケット:セブンコード 041-193(前売・当日券共通)

イープラスにて取扱い

*前売期間は2015年12月16日(水)から2016年2月23日(火)まで

*サントリー美術館受付での前売券の販売は12月16日(水)から2月7日(日)まで

 

割引 :

きもの割:きものでのご来館で100円割引

HP割:ホームページ限定割引券提示で100円割引

携帯/スマートフォンサイトの割引券画面提示で100円割引

国立新美術館、森美術館の企画展チケット提示で100円割引

20名様以上で100円割引

* 他の割引との併用はできません

 

音声ガイド :

500円

*英語版もございます。

 

主催 :

サントリー美術館、NHK、NHKプロモーション、読売新聞社

 

協賛 :

日本写真印刷、三井不動産、サントリーホールディングス

 

協力:

神奈川県立歴史博物館