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Credit

Transitional Topics 2011.3.11–2015.3.11

凸版印刷企画展「グラフィックトライアル」の第10回目の招待作家として出展した際に制作した作品である。参加クリエイター4名はそれぞれポスター5連作をオフセット印刷で制作する。
本作品は、東日本大震災が発生した3月11日から4年後の2015年3月11日までの間で、ネット上で報じられた東日本大震災関連のニュース記事から固有名詞のみを抽出し、いくつかのパラメータを用いて言葉の推移を可視化したものである。
パラメータは
「話題の強さ」(中心〜外縁の距離で示す)
「言葉の出現回数」(プロットされる円の大きさで示す)
「東日本大震災との関連度」(円の色で示す。暖色ほど関連度が高く、寒色ほど低い)
の3つで構成する。
5枚のポスターは
「A」=1ヶ月間
「B」=6ヶ月間
「C」=1年間
「D」=2年間
「E」=4年間
となっており、AからEに向かって時間軸が拡張する仕組みとなっている。
また時間軸を直線ではなく円形にした極座標を用いることで、始点と終点を付き合わせることができ、言葉の性質がどのように変化したのか、その差分を直接的に可視化することを考えた。
このような方法を用いたことで、東日本大震災にまつわる報道の特質の一部が明らかになった。
「A」では震災当時の喧騒が如実に表れている。
「C」では1年というサイクルの中で、「東日本大震災」という言葉がその時々の強い話題性を伴った言葉の影響を受けながら揺らいでいく様子が見える。
「D」では1年が経過して以降「東日本大震災」に関連した言葉が急速に風化する様子が見て取れる。
「E」では「東日本大震災」という言葉がメモリアル化していく様子が見える。
東日本大震災から端を発する様々な問題に対する報道が、想像以上のスピードで風化し、記念日化していることが読み取れる。
ここに挙げた全体から見えてくる特徴とは別に、細部を読み取るほどに様々な文脈が立ち現れてくるヴィジュアライゼーションとなっている。
また、本作品では「ビッグデータを印刷する」という実験も取り込んでいる。
パラメータのひとつである「東日本大震災との関連度」で用いた合計11色の色は全て別版とし、特色で表現されている。背景の黒は11色全てが刷り重ねられた色となっており、本作品で採用しきれなかった膨大な情報を比喩的に表す黒として意味付けられている。つまり版を重ねることとデータを重ねて表現することを等しい関係にすることで、印刷メディアのポテンシャルを引き出しつつ、ビッグデータの活用が注目を集める情報社会において、紙メディアを作ることの意義を問うことも意図している。

企画:
凸版印刷

デザイン:
中野豪雄

データ提供:
北本朝展

プログラミング協力:
古堅真彦

プリンティングディレクション:
山口理一

2015. Jun

Transitional Topics 2011.3.11–2015.3.11

 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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Produced and Printed:
Toppan Printing Co., Ltd.

Design:
Takeo Nakano

Data Archive and Analysis:
Asanobu Kitamoto

Programming Production:
Masahiko Furukata

Printing Direction:
Riichi Yamaguchi

2015. Jun