「「日本パステル畫 事始め」開催

2017.08.25

2017.10.14から11.26まで、目黒区美術館にて、
「日本パステル畫 事始め-武内鶴之助と矢崎千代二、二人の先駆者を中心に」が
開催されます。

 本展のポスター、フライヤー、図録を担当いたしました。 ぜひご覧下さい。 

→展覧会 Website 


 

会期:2017年10月14日(土)〜2017年11月26日(日)
時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜日 
観覧料:一 般 1000(800)円/大高生・65歳以上 800(600)円/小中生 無料
※障がいのある方は半額・その付添者1名は無料、(  )内は20名以上の団体料金。
※目黒区美術館では、開館30周年を記念して区民割引を実施いたします。
目黒区内在住、在勤、在学の方は、受付で証明書類をご提示頂くと団体料金になります。(他の割引との併用はできません。)

主催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団 目黒区美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛:ライオン、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜、日本テレビ放送網、サッポロホールディングス株式会社

(以下、展覧会情報より)

日本人とパステルの出会いは、「洋画」が広く知られるようになった明治期に遡ります。
しかし、その魅力や可能性は、まだまだ多くの人に知られているとはいえないでしょう。
「顔料」を主体に練り、チョークのような棒状に固めたパステルは、いわば「色彩そのもの」。
直接的で鮮やかな発色が魅力です。そして乾燥時間を必要としない「速写性」もパステルならではのものです。

そのパステルをとことん追求して使いこなした二人の日本人画家がいました。

武内鶴之助(1881–1948)と矢崎千代二(1872–1947)です。留学先のイギリスでパステルと出会った武内は、

やがて微妙な色彩や陰影の美しさ、多彩な表現の可能性に魅せられ、帰国後は生涯を通じて探求を続けました。
東京美術学校卒業後に渡ったアメリカでパステルを知った矢崎はパステルを専門とし、
速写性を生かして中国やインド、ヨーロッパ、南米など世界各地の情景を活写しました。
作風も生き方も異なる二人ですが、昭和期には、ともにパステルの普及のために尽力しています。

そして、二人の画家が次々にパステル作品を生み出していた頃、大正期の終わりには、
京都である試みが進められていました。それまで、輸入品しかなかったパステルの国産化です。
矢崎も深く関わったこの試みは、今日まで続くゴンドラパステルとして結実しました。

この展覧会は、二人の優れた画家、そしてパステルの国産化を中心に、
日本人にも馴染み深いドガやルドンの作品などをあわせ、
日本人が見出したパステルの魅力と可能性をご覧いただく展覧会です。